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30年間の時を飛び越えた?タイムトラベルしてきた飛行機と男

1960年1月25日、アメリカオハイオ州上空をセスナ機で飛行していたジョン・ウォール氏は木製の翼を持つ古いレアード複葉機と遭遇した。

レアード複葉機はセスナ機にニアミスしたがウォール氏はセスナ機を急旋回させ、正面衝突は回避された。この際、双方の翼が接触し機体に傷が残ることになった。

数ヶ月後、ウォール氏はオハイオ州ロ-クレス村で、30年前のレアード複葉機が発見されたニュースを聞き、その飛行機を見に出かけた。驚くべきことにそこにはウォール氏が危機一髪で衝突回避した機体が保管されてあり、翼には衝突痕もあった。

しかし、レアード複葉機に残されていた飛行日誌には、1932年1月25日に、奇妙な金属製の飛行機とニアミスした記録が残されていたのである。




レアード複葉機に残されていた痕からはウォール氏のセスナの金属が検出され、不気味なことに日誌もインクの分析から1930年代のものだと測定された。

もし、これらの記録が正しかったならば、約30年前に空を飛んでいた飛行機が一瞬だけ現代に迷い込んでしまったということなのだろうか。それとも、ウォール氏のセスナ機が一瞬30年前の空へ現れてしまったということなのだろうか。

なお、レアード複葉機に乗っていた人物の姿は確認できていなかったという。複葉機のパイロットは無事だったのだろうか。色々と謎の多いタイムトラベル事件である。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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