【都市伝説】「ゲームの墓場」本当にあった!百万本ものが埋められた砂漠

「アメリカはに売上不振だった『クソゲー』数万本が埋められた砂漠がある」、これは海外の有名な都市伝説である。

この都市伝説が流布されたのは1980年代の中頃。80年代、アメリカでは「Atari-2800」というビデオゲームが大流行となっていて、多くのAtari-2800用のゲームソフトが発売されていた。ただし、当時はゲームの開発技術がまだ未熟だったこともあり、低品質なゲームソフト(いわゆる『クソゲー』)が多く世に出回っていた。

いつしかAtari-2800は子供達の間で人気がなくなり、発売していたアタリ社は倒産の危機に瀕した。そこで、満身創痍のアタリ社が最後の力を振り絞り考えついたのが、劇場で大ヒットを飛ばしていた映画『E.T』を原作にしたゲームであった。




企画した当時には「映画をアクションゲームにする」という考えには前例がなく、契約は難航。結果として、多額のライセンス料を支払い、契約は無事に締結はされたのだが、長すぎる交渉期間が仇となり、ゲーム開発にかけられる時間はわずか6週間しか残されていなかった。

そのため『E.T』のゲーム内容は、低いグラフィックとE.Tが敵から逃げるだけという単調なゲーム性というお粗末なものに出来上がってしまった。当然、難易度の高さを求めるゲームユーザーからは敬遠され、大量の売れ残り在庫を抱えてしまいアタリ社はしばらくして遂に倒産してしまった。

そのためアタリ版『E.T』は「史上最大のクソゲー」と呼ばれることがある。

アタリ社が社運をかけた『E.T』は実に350万本の在庫を残したとされるが、80年代中盤には『E.T』の在庫はアメリカ国内から奇麗サッパリと消滅することになる。

そこで、ゲームマニアの間で囁かれ始めたウワサが「アタリ社は『E.T』の在庫を砂漠へ不法投棄して埋めた」という都市伝説である。

しかし「350万本もの大量のゲームソフトを砂漠に埋めることは物理的に不可能」といわれ、この『E.T在庫消失事件』はアメリカゲーム業界最大のミステリーとして有名になった。

ところが、この都市伝説を真に解明しようと、2014年アメリカのドキュメンタリー制作会社が実際にゲームが埋められているといわれたニューメキシコ州アラモゴードにある砂漠(埋め立て用地)を調査。すると『E.T』を含む未使用ゲームソフト1300本が砂の中から発掘されたのだ。

アタリ社は噂通り、本当に『クソゲー』を砂の中に埋めていたのだ!

以来、この砂漠はゲームマニアから「ビデオゲームの墓場」と呼ばれることになり、見つかったゲームソフトも「文化的価値がある」との理由で500本が国立博物館に寄付(!)されたという。




関連動画
Excavating the Atari E.T. Video Game Burial Site-Game|Life-WIRED

(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

画像©ATARI

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