手元に届くと呪われる!?不気味な犬の画像「スマイル・ドッグ」

「この手紙が届いた方は、同じ文面で○人に手紙を送って下さい」

いわゆる不幸の手紙や幸運の手紙とされるものだ。携帯電話が普及すると手紙からメールに舞台を移し、手軽に多数に送れるようになったこともあって文面も怖がらせる内容や緊迫・逼迫さを感じさせるようなものになっていく。そんなチェーンメールの中から都市伝説が生まれるのは必然だったろう。

こちらの画像もその一つだ。




1990年代に海外のサイトの掲示板に投稿されたもので、全体的に暗い画像の中、牙をむいたハスキー犬迫ってきているかのような内容となっている。まるで笑っているかのような不気味な表情にも見てとれるもので、写真の左端には人間の手らしきものも確認できる。

この画像は「Smile.jpg」というファイル名で、メールや書き込みによって拡散されたデータのうちの一つとされている。というのも、画像のもとになったオリジナルの写真を見た人はこの「スマイル・ドッグ」の呪いに襲われたとされているからだ。

何でも、この画像の発信元となった人物はオリジナル写真を見た後、突然目の前に画像と同じ「笑ったような顔の犬」が現れ「写真を拡散しろ」と要求されたというのだ。現在ネットで出回っているのはオリジナル写真からのデータだが、拡散できなかった人の前にもこの犬は現れ……等のバックストーリーが画像と共に拡散することとなった。

この話が浸透し、拡散していくにつれ、本気にして不眠症や精神異常を訴える人も出てくるほどになったという。自殺者が出たという話もあるが、これは噂の域を出ないようだ。




噂が噂を呼んで世界的に拡散された犬の画像だが、当然ながら本来は一個人が撮影した犬の画像だったとされている。所謂変顔画像のようなもので、撮影者は深い意味はなくネットに上げただろうと考えられている。

この画像をネットで見つけた誰かが画像を暗くするなどして加工。より迫力が出たりしたものが出来上がった。これに怪談が加わることによって拡散されていったのが「スマイル・ドッグ」の都市伝説だったのではないだろうか。

(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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