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パレードの魔女、熱湯入りの鍋に参加者を投げ込む!?警察は犯人を捜査中





ドイツ南西部で行われたカーニバルの日、18歳の女性が魔女の格好をした人物に沸騰した湯がなみなみと入った大鍋の中に落とされ、重傷を負ったとして警察が捜査を開始している。

警察は犯人と見られる「魔女の衣装を着た二人の男性」の行方を追っている。

先週末、バーデン・ヴュルテンベルク州エーピンゲンの町にて「エーピンゲンの魔女(Hexenzunft Eppingen/Witchcraft Eppingen)」と題するイベントが行われていた。このイベントは2003年以来数百人の参加者が来場する人気の催しとなっている。




地元のメディアによると、イベントの最中に魔女の扮装をした人々がカーニバルカートを押していたという。おとぎ話や絵本に登場する魔女の様子を模したパレードのようなものだったそうだ。

被害にあった少女の友人は、ガチョウと大きな鍋の載ったカートを押していた二人の魔女の扮装をしていた人に促されるまま彼女を引き渡したという。すると、魔女の一人が彼女を抱えて鍋の中に放り込んだのだという。鍋に実際に熱湯が入っているとは誰も思っていなかったそうだ。その後、二人の魔女はカートを押しながらパレードに紛れてしまい、そのまま逃げ出したものと見られている。

警察は引き続き逃げ出した魔女の扮装をしていた人物を追うと共に、被害者に気づかず対処が遅れたイベント側にも責任があると述べている。

現在女性は入院しており、1週間以上専門のケアを続ける必要があるとされている。

(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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