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インドで隕石墜落!?SNSですぐさま話題に…が、衝撃の事実が判明した

先日、アメリカにて隕石の墜落があり、現地で話題になった。明るい流れ星はたまに注目を集めるが、中でも隕石の場合は学術的資料となる隕石の現物が発見される可能性もあるため、ニュースになって多くの人々の興味を引くことが多い。

そして、インドの首都デリー近郊にある村でも畑に隕石が落ちた!?という報告が相次ぎ、現地の人々の間で騒動となった。問題の「物体」が墜落した土地を所有しているバルワン氏は、午前8時ごろに自分の畑に何かが落ちたような音を聞いたと語った。

また落下の前には飛行機のような大きな音が空から響いていたとも証言している。一連の音は付近住民も聞いていたため、彼の畑には多くの人が集まったという。




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彼も現場に駆けつけてその物体を確認してみたところ、少なくとも8kgか10kgの重さがありそうな「塊」だという事が見てとれた。また、発見当初は凍っており氷の塊のようにも思えたという。もし物体が何らかの化学物質等であった場合、触れるのは危険と考え彼は現地の警察に通報。調査を頼んだという。

この時には現場に多くの人が集まっていたこともあり、Twitter等のSNSを通して情報は拡散。隕石が落ちたのではないかと騒動になっていた。

だが、警察からの要請を受けて到着したインド気象局(IMD)の科学者チームと国家災害管理局(NDMA)による分析が行われた結果、衝撃の事実が判明する。なんとこの「隕石」は、飛行機から捨てられた人間の排泄物、つまりウンコであったことが判明したのである。

専門家によると飛行機から漏れた、ないしは捨てられた人の老廃物は、飛行高度の低気温によって地面に着く前に凍ってしまうという。凍りついて硬くなり、かなりの高度から落ちてきたために隕石と誤認される結果となったのではないか、とされている。




ちなみにインドでは、飛行機が空中でトイレットタンクを空にする場合、航空会社は50,000ルピーの罰金が科せられるという規則がある。南デリーの住民からデリー空港に着陸する前に飛行機が排泄物を廃棄していくため、家の周囲に糞便が飛散する結果になるという嘆願書が大統領府に出されていたためだ。

実際にこうした落下物が事故を起こしたケースも世界各地に存在するという。今回は怪我人が出なかったのが幸いだったと言えるかもしれない。

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(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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