日本の遠洋漁業船が水揚げしたUMA!「ニューネッシー」

 ニューネッシー・・・この名前を記憶されている読者も多い事であろう。

 1977年、日本のトロール漁船瑞洋丸がニュージーランド沖にて海底より謎の生物の死体を網で引き上げた。誰も見たことのない姿をしていたため、クレーンでつり上げて全身を確認してみることになった。

 この時に撮影されたのが、有名な「小さな頭に大きなヒレを備えた」生物の腐乱死体の写真であった。

 正しく太古に生息していたプレシオサウルスのものとしか思えないフォルムを持つこの生物の死体は、70年代のネッシーブームも手伝って「ニューネッシー」と呼ばれ、これぞネッシー生息の証拠と言われたりもした。

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 この死骸は、水揚げされ、その後一部のサンプルを採取し、写真撮影後廃棄された。日本では現在、サンプルの成分と、死骸の形状からウバザメという結論がでており、一応の決着を見ている。

 この点に関してはフランスや、アメリカでは批判的意見がある。つまり、「海竜の成分や死骸形状」がわからないにも関わらず、なぜ海竜でなく、ウバザメと断定できたのかという反論であった。

 また、当時の船員の証言によると手足のようなものが、死骸に付随していたとも言われており、サメの類である可能性すら薄れてきている。また、当時ソ連が海中に遺棄された遺体を回収したという説や、遺骸にあった手足がサメの性器であるという説もある。

 現在アメリカの研究家たちは古代に生息していたアーケロンという巨大亀の生き残りではないかという仮説を出している。また、発見当時のこの広大な太平洋のどこかに、古代の巨大亀アーケロンが生き残っていたのであろうか。

(監修:山口敏太郎/田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




画像&動画 ©TREY the Explainer YouTube

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