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1990年「キラークラウン」コールドケース殺人事件解決!なんと…あの女が!

アメリカの都市伝説に、ピエロの格好をした殺人鬼「キラー・クラウン」というものがある。

実在した殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシー(普段はピエロの格好で地域のイベント等に参加していた篤志家だった)やこの殺人犯をモデルにした作品などの影響により、実在するのではないかと考えられるようになったのだ。

だが、そんなキラー・クラウンが実在した!?とされる殺人事件が1990年に起きていた。

1990年5月26日、アメリカはフロリダ州ウェリントンに住んでいたマーリン・ウォーレンという女性が銃で殺害されるという事件が発生した。

この時、彼女の元へピエロの扮装をした人物が訪れ、花束を渡して来たいう。その直後、彼女は至近距離からピエロに銃撃されたのだ。彼女は銃撃された2日後に病院で死亡、証拠や証言が少なかった事などから、犯人は捕まっていなかった。

まるで本当に都市伝説の「キラー・クラウン」が登場したようだと、当時はアメリカでだが、30年近くが経過した現在、現場に残されていた僅かな遺留品からDNA検査を試みた所、彼女の夫の現在の妻であるシーラ・キーン・ウォーレンのDNAと一致したため、彼女が容疑者である可能性が高いと見て捜査を開始している。




事件に携わったパームビーチ郡保安官事務所によれば、2002年にシーラ・キーン容疑者はウォーレン氏と再婚。それまでの間に接触していた可能性もあり、被害者の夫に好意を抱いた容疑者が殺害に及んだとみている。

なお、容疑者は現在テネシー州に住んでいたが、捜査のため現在はフロリダへ移送されている。今後の捜査次第で、彼女がなぜピエロの扮装をしたのかなど、詳細が判明するのかもしれない。

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(加藤史紀 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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