呪われた一族、殺人と食人と近親相姦…300人もの人間を殺戮した邪悪性

大量殺人など血生臭い事件は多々あれど、イギリスのソーニー・ビーンとその一族の伝説を上回るものはないだろう。

16世紀のスコットランドにて、一人の男性が助けを求めた事でソーニー・ビーンとその一族の悪行は明るみに出た。傷だらけの状態で助けられた男性はグラスゴーの役所に自身が旅行でこの地を訪れたこと、自分の妻が殺されそうになっている事を告げた。




かねてよりスコットランド南西部のギャロウェイ地方にて失踪事件が相次いでいたこともあり、事態を重く見たスコットランド国王は自ら400人の兵を率いて旅人が襲われたと供述したギャロウェイ付近のバナーン・ヘッドの洞窟へ向かった。そこで彼らは、洞窟に潜んでいたソーニー・ビーンの一族を発見したのである。

ソーニー・ビーンはスコットランドのイースト・ロージアンで16世紀に生まれた。若い頃から素行が悪く、職も長続きせず家を飛び出した後に妻となる女性と出会い、洞窟で過ごし始めた。旅人を襲ったのは日々の糧を得るためだったが、強奪した金だけでは暮らしていけなかったことや、殺害した証拠を隠そうとして、食人行為を行うようになった。

やがて彼らが食人そのものを目的とするようになるまで時間はかからなかった。

ソーニー・ビーンと彼の妻は精力旺盛で、男8人、女6人の子供を設けた。さらにその子供達含め近親相姦を繰り返し、最終的には50人近い大所帯となった。子供たちはろくな教育も受けていなかったために喋ることすらおぼつかなかったそうだが、人を狩る技術は体得していた。彼らに殺害された人の数は300人にも及ぶという。




彼らの所業は極めて邪悪なものとされ、裁判が行われるまでもなく一族全員が極刑に処せられた。

男どもは両腕両脚を切断されて失血死するまで放置され、女たちはその様子を見せられた後に火炙りになったということである。

さて、このソーニー・ビーンとその一族については真偽が定かではない所もある。彼の伝説がどうやって出来たのかについては次回に譲ろう・・・。

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Sawney: Flesh of Man (2012) – Official Trailer [HD]

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

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