業界のウワサ

『週刊新潮』表紙に同業社からも絶賛の声!「ゴジラ俳優」への追悼?実は…

 8月9日発売の『週刊新潮』(新潮社)の表紙イラストが「素晴らしい」とネットを中心に話題になっている。

 今回の『新潮』の表紙テーマは『夏の雲』。海辺に来たであろう少年の後ろに大きな雲が浮かんでいる。中央に浮ぶひときわ目立つ大きな雲・・・その形姿は紛れもなくあの世紀の怪獣王『ゴジラ』であった。




 ゴジラといえば、8月7日に亡くなった初代ゴジラ(1954年)の着ぐるみの中に入っていた中島春雄さんの訃報が思い出される。
 そのため今回の表紙は「中島春雄さん追悼表紙ではないか」と話題になり、競合誌であるはずの『週刊大衆』の心を打ち、公式Twitterにて「本日8月9日発売『週刊新潮』のすばらしい表紙。 8月7日に逝去されたゴジラ俳優・中島春雄さんに、謹んで哀悼の意を表します」と大絶賛していた。

 ところが、今回の『新潮』の「ゴジラ表紙」は中島さんの訃報一切関係なく、「全くの偶然」だったという。




 中島さんが亡くなったのが8月7日、報道があったのが翌8日で『新潮』は翌日の9日に発売されているため、イラストの制作・入稿のタイミングを考えても今回の「ゴジラ表紙」を意図的に仕掛けることは不可能である。

 図らずも「中島春雄さん追悼」となってしまった、今週発売の『週刊新潮』の表紙。言い換えれば、中島さんが生前演じた「ゴジラ」はそれだけ世間に対し影響力が高かった証拠とも言えるだろう。

(文:ミッチェル横山 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

関連記事
『シン・ゴジラ』続編決定はデマ!?株式会社カラーやんわりと否定…
【女優オーラ全く無し?】『シン・ゴジラ』前田敦子どこに出ていた!?
『シン・ゴジラ』でデビューした人に怪獣映画お勧めの怪獣映画は?
自衛隊は本当にゴジラ対策を考えた!?「シン・ゴジラ」高評価の裏にリアリティ
北朝鮮核実験の本当の目的は「ゴジラ」だった
幻の映画『江戸に現れたキングコング』ってなんだ?

画像は『週刊新潮 2017年 8/17・8/24合併号』表紙より