この子は亡くなった夫の生まれ変わりだった!?家族として過ごす子牛

亡くなった人の生まれ変わりは存在するのだろうか。

カンボジアはクラティ県出身の女性キム・ハンさんは、「亡くなった夫の生まれ変わり」である子牛と一緒に自宅に住んでいるという。

彼女の夫が亡くなったのは昨年のこと。それから今年の3月に亡くなった夫が子牛となってこの世に帰ってきたというのだ。

キム・ハンさんはロイター通信に対して「私は子牛が私の夫であると信じている。なぜなら、この子牛の仕草は生きていたときの私の夫とまったく同じだから」と語った。

彼女が産まれた牛を見に行った時、子牛は彼女をいとおしむように髪や首を舐め「私はあなたの夫です」と言って、キスをしたのだという。

それからこの子牛は彼女や子供、親族らと共に家族として受け入れられ、彼女の夫が使っていた古い部屋にて過ごしているという。寝るときもかつて彼女の夫がお気に入りにしていた枕を使い、人間のようにベッドで寝るのだそうだ。




生まれて5ヶ月で、この子牛はカンボジアいち有名な牛になってしまったそうで、多くの人々が生まれ変わりの子牛を見るために彼女の家へ足を運ぶという。この牛がこれだけ注目された背景には、輪廻転生を信じるカンボジアの人々の宗教観も深く関係しているとみられている。

キム・ハンさんたちはこの牛を大切に育てていくとしており、彼女に何かあった後は彼女の子供たちが牛の成長を見守り、牛が亡くなった際も実際の人間のように火葬し埋葬することになるという。

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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