仮面を被り、狂乱し生け贄を捧げる 古代ギリシャの仮面儀式「オルギア」

昔から人々は、儀式に仮面や化粧を用いていた。仮面は神との通信機であり、魔物に化生するための呪術道具のひとつと考えられていた。その面を被ることにより、人は悪魔にも、神にもなれる異能なる魔力が手に入ると考えたのだ。

例えばキリスト教圏で行われた悪魔崇拝の儀式では、山羊の頭部を持つバフォメットという悪魔の面が使われたりもする。




そんな仮面が用いられた儀式や祭礼の中には、血なまぐさいものも存在している。

古代のギリシャでカルト教団が行っていたとされるオルギアという儀式でも仮面が用いられている。この儀式はギリシャ神話に登場する神の1人、デュオニソスを崇める儀式である。

デュオニソスは酒の神とされ、狂乱や陶酔を象徴している。儀式では、参加者は上の画像にあるようなデュオニソスの仮面を被り、仮面舞踏の形式で行われる。




生の肉を食べ、酒を飲み、踊り狂う。次第に参加者達は陶酔状態になっていく。

そして、男女間で交わり、生け贄が捧げられるのだ。

(山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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