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ドラゴン?それとも中国版ネッシー?世界遺産・廬山の湖に出現した生物

中国伝統の水墨画の光景がそのまま広がる景勝地、廬山。

その光景は国家風景名勝区に指定されており、また廬山自然公園としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている。中国の国内外を問わず、多くの人々が訪れ景色を楽しむ名勝であり、昔から多くの文人墨客に讃えられてきた。中国国内では避暑地としても有名な場所でもある。




そんな廬山には蘆林湖という大きな湖があるのだが、ここに龍が現れた!?として話題になっている。

問題の生物は蘆林湖に観光に訪れた人々によって目撃され、動画に収められたもの。確かに動画には、湖面に頭と長い体の一部を露出させて泳いでいく謎の生物の姿が映っている。目撃者の証言によると、この生物の全身は確認できなかったが、湖面に生じた波などから5〜6メートルはあるように思われたという。

中国の伝説上の生物といえば、何より龍が挙げられる。龍も伝説によっては水中に住んでいるとされるが、正しく伝説の龍が姿を現したのだろうか?

また、動画を見た人々からは中国版のネッシーのようだとする声も上がっているとのこと。果たして、正体は何なのだろうか?




さて、今回生物の動画が撮影された蘆林湖は1954年に建設された人造湖で、廬山にある別荘地の水源にもなっている所である。そのため、龍の伝説があったりネッシーのような古代生物の生き残りだったとしても、大きな生物が潜むには歴史が浅い場所であるとも言える。

そのため、現地の野生動物に関する専門家によれば、今回撮影された生物は大きく成長したチョウザメである可能性が高い、とのことだ。

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(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)