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全てフリーメイソンの筋書通り!?「黒い教皇」が予言する世界大戦

 世界を裏から操っているとされる秘密結社、フリーメイソン。大半は荒唐無稽なものが多いが、フリーメイソン絡みの陰謀論が生まれる背景には、ある人物が残した予言の存在が関係しているという説がある。

 それは1850年代からフリーメイソンに加入し、大きな影響力を得るに至った人物アルバート・パイクの存在だ。




 彼は1871年にイタリア建国の父とされるジュゼッペ・マッツィーニに「来る大戦」に関する予言とも言うべき書簡を送っているのだ。

 曰く、「第一次世界大戦はロシアのツァーリズムを破壊し直接管理するために仕組まれる」「第二次世界大戦はドイツのファシストと政治的シオニストの溝や食い違いを操作することによって実現され、最終的にファシズムは崩壊する」というものだ。
 現実に即して文脈を読んでいくと、フリーメイソンやイルミナティの目論見通りに歴史が動いていったように思われる。

The World Wars Of Albert Pike

 なお、彼はさらにその後に起きる第三次世界大戦についても言及している。こちらは「シオニストとアラブ人との間で、イルミナティによって引き起こされ、世界中に紛争が飛び火する」というのだ。

 これは正しく9.11テロからの世界情勢を表現していると言える。




 なお、予言は更に「キリスト教に失望した大衆は悪魔を信奉するようになった結果、真の光を享受する」ようになると続く。

 予言で出てくる「真の光」はフリーメイソンの関連団体であるイルミナティを指すのではないかとする説がある。では、人々が信奉する「悪魔」とは何なのか。世界はフリーメイソンの思惑通り、第三次世界大戦に向かって動いていくのだろうか。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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