古くは平安時代から現代まで、世界にも認められた文化遺産「広島厳島神社」

 松島、天橋立と並び日本三景の一つである宮島。厳島とも呼ばれている。

 厳島には、1400年の歴史を持つ、非常に有名な神社がある。それが、水面に浮かぶ鳥居を持つ厳島神社である。 




 この厳島神社は佐伯鞍職によって五九三年に創建された。平安時代後期には時の権力者、平清盛から援助を受け、現在残されている海上社殿が造営された。鎌倉時代から戦国時代にかけては政情が不安定で、荒廃の危機が神社を襲うが、中国地方を支配下に置いた毛利元就によって庇護された。

 海水につかっている鳥居は腐食しやすく、幾度となく自然災害などに見舞われたが、そのたびに島民や信仰心篤い人々によって修理され、今なお荘厳な姿を残している。 

 厳島神社は先述したとおり、平清盛によって造営された。平清盛を含め平一族は非常にこの神社を愛し、守り神として崇め奉っていた。平氏の権力が崩れ去った後は源氏の守り神として、戦国時代には毛利氏、そして豊臣秀吉も九州遠征の際に参拝している。




 また、厳島神社及び厳島の一部は世界文化遺産となっている。その為、世界に厳島神社の名が知られているのだが、フランス語ではSanctuaire shinto d’Itsukushimaと呼ばれている。

 Sanctuaireつまり「聖域」である。時の権力者達に愛され、外国からも聖域と呼ばれている厳島神社。都会の喧騒を離れ、日本ならではの聖域に足を踏み入れると、何らかのパワーを得られるかもしれない。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像©PIXABAY

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