4月5日劇団ZANGE舞台「生きる」 水木ノアも出演

認知症の患者は増える一方だ。高齢になるにつれ、高い割合で起こる認知症の対策をどうしていくのかは専門家に頼るだけでは問題は解決しない。「生きる」は将来の老後を充実させて暮らせるよう、考えるための作品である。




【「生きる」あらすじ】

東京の下町で、小さな工場を経営している父・北嶋良蔵から「他人様に迷惑をかけるな」と厳しく教えられて育った茂。父親の小さな工場は長引く不況で倒産、残った借金返済と両親の面倒をみるために、茂は、新たな工場に勤めだす。

やがて父・良蔵がこの世を去り、母・サエと二人暮らしとなった茂。だが、丁度その頃から、母・サエに認知症の兆候があらわれる。

事件は、アパートの大家から勧められた、茂のお見合いの席で起きた。時間になっても、立ち会うはずの母・サエの姿がない。仕方なくお見合いを始めた時、突然裸足で帰ってきた母・サエ。

その場にいた全員が、その姿を見て驚く。そして、明らかに母・サエの言動がおかしくなっていた。

明らかな認知症の症状に愕然とする茂。そして、お見合いは失敗し、茂は、大家夫妻に迷惑をかけたことを悔いる。「他人様に迷惑をかけるな」茂の胸には、父・良蔵の声が何度も去来する。

過ぎ行く時が、母・サエの認知症の症状を悪化させ、夜に起き出す母の介護は、昼間働く茂を疲弊させていく。それでも、茂は誰かに助けを求めることもなく、母の介護をする。

やがて働きながらの介護に限界を感じた茂は、会社を辞め、介護サービスを利用しながら24時間、母の介護を始める。そんな茂を苦しめることになるのが、本来、茂のような立場の人間を救うはずの社会保障制度の仕組みだった。

僅かな蓄えを切り崩しながらの介護生活は、茂の心と体を蝕んでいく。失業保険も止まり、カードローンも限度額に達し、生活費が底を尽きかけた時、最後に頼ったのは、これまでも何度か断られてきた生活保護の申請だった。しかし、またも断られ頼みの綱を完全に失った茂。

時々、茂のことも分らなくなる母を見て、このままでは生きていけないと悟る茂。素直に父の教え守り、真面目に社会保障の仕組みに従った茂が最後に取った行動はあまりにも悲劇的な結末を招く・・・




劇団ZANGE舞台「生きる」
水木ノア出演

4月5日(水)墨田区曳舟文化センター

18時開場 19時開演 6000円

脚本・演出 山口弘和(コント山口君と竹田君)
主演 ブッチー武者 大信田礼子
出演 浜田光夫 竹田高利(コント山口君と竹田君)俵山栄子 亮王 益田凡児 穐吉次代 水木ノア ほか

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