4月25日、2020年東京オリンピックの新エンブレムが発表された。

佐野研二郎氏の「エンブレム盗作騒動」から8ヶ月。出遅れてしまったエンブレムの対応で関連企業は急ピッチで準備を進めている。

今回のオリンピックエンブレムのデザインは、一般からの公募により集まったもの。14599作品のなかから選ばれたのはデザイナーの野老朝雄(ところあさお)氏による、日本の代表的な織模様「市松模様」をかたどったデザインで、色は日本の伝統色である「藍色」だった。「日本の伝統を表した美しいデザイン」と評価する声もあるが、一部では「地味すぎる」「目がチカチカする」「某団体のマークに似ている」といった声もあり賛否両論といったところである。

出版関係者の話では、「市松模様は地味すぎる。藍色一色には日本文化の意味合いが強いためモノクロ印刷にすると普遍的なマークにしか見えない恐れがある。佐野さんのデザインは、モノクロ印刷でもデザイン性は崩れなかったので個人的には残念」と佐野氏のデザインを惜しむ声もあった。

また、新しく決まったエンブレムには「パクリ問題」とは別の問題が発生しているという。それは「優勝作品のリーク疑惑」、および「出来レース」の可能性である。

インターネットの投票では市松模様の案は1位ではなく最下位であり、「なんのためのインターネット投票なのか」といった声も出ているほか、前エンブレム選考委員のひとりが「市松模様ありきのプレゼン」と事前に指摘していたことから、インターネット上ではプチ炎上と化している。

考えてみれば、佐野氏の一件でエンブレム決定が約1年遅れていたため、オリンピック関連商品の開発をする企業は一日も早いエンブレム決定を望んでいたことは間違いない。そのため事前に、一部の企業には事前に決定済みエンブレムのデザインを送っていた可能性は十分ありえそうだ。

文:横須賀小禄




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