息子や夫人らもターゲットに!?毒殺された金正男氏の家族が行方不明

 13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港にて、故金正日総書記の長男である金正男氏が女性2人に毒殺された。なお、実行犯とみられる女性の1人が逮捕され、警察は残る女性1人と男性4人の行方を引き続き捜査中であるという。

 今回の暗殺には、現在の北朝鮮の指導者である金正恩委員長が深く関わっていると言われており、金正恩委員長の権力基盤を高め体制の確立を図るために暗殺されたのでは、という見解もある。
 実際、2013年には叔父の張成沢元国防委員会副委員長が処刑され、2016年には有力者を含めた60人以上の人物が粛清されているため、北朝鮮国内の政治情勢が不安定になっている可能性が高いと思われていた。




 そこで今、動向が注目されているのが金正男氏の家族だ。
 金正男氏の長男であるハンソル氏も、幼い頃から海外を点々としてきていたが、2010年代から学業のため欧州に滞在しており、現在はフランスのパリ政治大学に通っているとされている。だが、現在は彼の正確な行方が把握できていないというのだ。

 北朝鮮では文化的に儒教から年功序列を重視する向きがある。
 金正男氏は故金正日総書記の長男であり、また金正恩委員長は母親である高英姫の序列が低かったこともあって、金正男氏の方が後継者にふさわしいとする意見が国内では根強かった。
 そのため、自らの正当性と政権運営を強固にするために異母兄を殺害したのではないかと言うのだ。




 また、金正男氏の血縁であるハンソル氏を始めとする家族も暗殺されてしまうのではないかと言われている。
 粛清の嵐が吹き荒れる北朝鮮の動向に世界中が注目している。

(勝木孝幸 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

※画像©写真素材足成




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