春になれば行ってみたい!梅若丸伝説と花のパワースポット「木母寺」

 春、長い冬を耐え植物が芽吹く季節。進学や就職など人生の新たな節目の時期でもあり、期待に胸が膨らむ季節。

 花を愛でつつパワースポットを巡ってみてはいかがだろう。




 桜の名所と言えば隅田川が有名であるが、江戸時代の花見客はまず「木母寺」にお参りしてから隅田川に沿って歩いたそうだ。今回はそれに倣い、墨堤沿いのラッキースポットを取り上げてみよう。

 木母寺は別名「梅若寺」といい、境内には「梅若塚」がある。今からおよそ1000年前の平安の中頃、比叡山の寺に梅若丸という大変賢い少年がいた。しかし梅若丸は人買いにかどわかされ、東国へ連れ去られる途中で病に罹り、隅田川の近くまで来た所で亡くなってしまった。
 彼を供養する為に建てられた墓が梅若塚であり、その傍らに建てられた墨田院梅若寺が木母寺の始まりと伝えられている。

ウラナ

 この「梅若丸伝説」は室町時代になると能、浄瑠璃、歌舞伎、謡曲などの演目で取り上げられ、興行を打つ際には梅若丸の供養と興行の成功を祈願し「木母寺詣」が行われた。 
 その為「芸道上達」「学業精進」の信仰で名高い。隅田川芸能のルーツといわれる木母寺だけに、その霊験は計り知れない。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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