予言者や超能力者による地震の予言は当たらない! 地震予知と前兆現象、徳島で低い虹が撮影されていた!!





筆者が断言すると立場的にいろいろ困る人もいるかもしれないが、この際、地震にまつわる予言は完全否定しておこう。

熊本地震の発生直後から、今回の地震を○○が予言していたとか、○○が的中させていたという情報が乱れ飛んでいるが、基本予言者や超能力者の地震予言は当たらないと思っているのが無難である。いや、そもそも発生の前に明確に言ってもらわない限り対策のしようもないし、発生した後で的中したと言われても、たくさん予言しておいて、偶然当たった事例だけを喧伝しているように思える。

また、地震学者があれだけいるにも関わらず、いまだに地震予測ができない状態だという現実を冷静に見据えて常に地震に備える体制をとっておくのが賢明だろう。

さて、地震の発生の前兆とされるものに、宏観現象がある。広く解釈すれば迷信に属するものだが、完全無視するには惜しい事例も多々ある。

例えば、水位など地下水との連動も注目すべきだ。富士山の活動と富士五湖の水位は関連があると言われており、水位が極端に低くなると危ないとされている。今回の熊本地震でも、山口県美祢市の別府弁天池の水が白濁する現象が確認されており、熊本地震との関連性が指摘されている。

また、筆者山口敏太郎の故郷である徳島県徳島市の友人K・Dくんから不思議な写真が送られてきた。熊本地震の一週間前に徳島県で低い不気味な虹が確認され、K・Dくんの細君が撮影したというのだ。

まずは添付した写真を見て欲しい。

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低空で不気味な虹が写し出されている。このように低い虹は、彩雲とも呼ばれており地震の前にたびたび確認されると言われてきた。あの中国全土を震撼させた。四川大地震の数日前にもこのような彩雲が目撃されたそうだ。

しかも、今回震源が動いていると表現された九州を走る中央構造線の延長上にあるのが四国徳島である。今後、徳島でも何かが起こる可能性があるということだろうか。今から食料や水の準備、避難ルートの確認、家族の待ち合わせ場所を話し合っていてもらいたい。

何もこなければそれで良しとするが、常に災害には備える必要がある。怪しい虹の出現や、池・湧き水の水位の低下があればぜひ本誌ATLASまで知らせてもらいたい。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)





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