妖怪・幽霊

危険な呪いスポット 岐阜「古虎渓ハウス」

岐阜県多治見市、風光明媚なこの観光地には岐阜県内でも有数の危険な呪いスポットが存在している。昔は営業していたであろうボロボロの旅館、通称「古虎渓ハウス」と呼ばれているものだ。

JR中央線古虎渓駅から歩いて数分という場所に存在していることもあり、怖いもの見たさで訪れる人々も多い。道路を挟んで反対側は川になっている、おそらく鉄筋コンクリートで造られたであろう三階建ての建物である。




新倉イワオ著『日本列島心霊怪奇スポット』(KAWADE夢文庫)によると、ある霊能力者の霊視では、江戸時代に悲惨な死に方をした女性の霊が地縛霊となって憑いており、その霊が他の霊を呼び寄せ、この旅館跡を霊の巣窟にしているということだ。

あまりにも有名な心霊スポットであり、多くの人々が出入りをしているようだが、共通項として言われているのが「大浴場に女性の幽霊が出る」というものだ。新倉氏の著書の影響か、あるいは本当に女性の幽霊が出るというのだろうか。ともあれ女性の幽霊という共通項があるのが非常に興味深い。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)