お伊勢参りのお供に!銘菓「赤福餅」に込められたパワー

 最近はパワースポットの他に、パワーフードと呼ばれる食べ物が出てきているという。文字通り、食べることができれば御利益があったり、良いパワーを得ることが出来る食べ物という事で、伝統的なものであればお節料理などがそうだ。お節料理には一年間の無病息災や開運を願う気持ちがそれぞれの食材に込められている。

 また、昔から縁起の良い食べ物とされてきたものが小豆だ。そんな小豆を用いた伝統的なお菓子は多々あるが、歴史ある銘菓と言えば伊勢の赤福餅だろう。




 赤福の創業は江戸時代に遡る。建物は170年後の明治10年に一度建て替えられているが、それ以来は現在の佇まいのまま約150年の時を経て現在に至っている。

  赤福では5月19日を「ほまれの日」と定めているのだが、これは明治44年5月19日に与えられた名誉から来ている。その日、明治皇后陛下である昭憲皇太后が伊勢神宮を参拝された折に「赤福餅」を用命されたのである。用命を賜った当時の当主はことの大きさに気を引き締めた。

 従来は少々甘みが強くアクが強い黒砂糖餡を使用していたのだが、これでは皇后陛下の口に合わないのではないかと案じた当主は、黒砂糖の変わりに高価な白砂糖を使用した。この赤福餅が皇后 陛下に非常に誉められたのだという。その赤福餅が、現在の赤福餅の原点である。(参考文献、赤福HP)また、正岡子規の詩にも「赤福餅」が登場していることから、どれだけ赤福餅が人々から愛されていたかがうかがいしれる。




 長い歴史を持ち、人々から愛され続けている赤福餅は、間違いなく人々から愛されるパワーを秘めた食べ物であると考えられるだろう。

 現在ではデパートなどでも購入することができるなど、赤福餅は比較的手に入りやすくなっている。だが昭憲皇太后に用命され、正岡子規の歌で語られたのは伊勢神宮のお膝元にある赤福本店の赤福餅である。赤福から真のパワーを得るためには、伊勢を訪れ、本店で食すのが一番だろう。伊勢神宮にお参りした際などには、赤福本店まで足を運んでみてはいかがだろうか。

(監修:山口敏太郎/田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

※画像は株式会社赤福HPより

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