異次元に巻き込まれた人々

 中国で今、話題になっている名所がある。

 遼寧省撫順市の巨大リング「生命の輪(Ring of Life)」だ。鉄鋼を3000トン、建設費用は1600万ドルを書けて建設されたこの巨大オブジェは、内部には展望台が設置されており、エレベーターに乗って展望台に行けば絶景が拝める。12000個のLEDが輝きを放つこの巨大リングは、宇宙仕様と呼ばれ、「生命の輪」という名称には、「天国の楽園に通じる丸い空」という意味があるらしい。一部では、異次元へ行ける装置ではないかという都市伝説が中国国内で広がっている。




 我々、人類の歴史の中には異次元に消えてしまったとしか思えない人々が沢山いるのだ。

 1880年9月23日、アメリカのテネシー州メンフィスの某牧場で、牧場主・デビンド・ラングが消えてしまった。

 家の前で、ラングは妻と子ども二人と遊んでいたが、たまたま親しい友人が馬車でやって来たため、ラングは彼らに手を振った。その刹那、ラングの姿はかき消すように消えてしまったのだ。

 無論、落ちるような穴もなく、そのままラングは二度と姿を見せる事はなかった。7ヶ月経った1881年4月夕方、子供達がラングの声を聞いている。牧場の一角が直径6mくらい枯れてしまっており、ラングの苦しむ声がその地下から聞こえてきたというのだ。何故か、妻には聞こえず子供たちのみに聞こえた。この不気味な事件を恐れた妻は、牧場を売却、他の町に引っ越してしまった。




 この事件に関しては、妻が夫を殺害し友人と口裏合わせをしたのではないかと指摘する声もあるが、狂言芝居を組むならば、”夫には自殺願望があった”とか、”夫には失踪願望があった”とした方がよほどリアリティがある。わざわざ疑われるようなストーリーを考えるのであろうか。

 1900年12月には、スコットランド・フラナン諸島のアイリーン・モア島にて、人間消失事件が発生している。

 三人の灯台守が15日の夜から消えてしまったのだ。業務日誌によると、12日から15日の間、現実社会では発生してなかった大嵐を経験。そのまま行方不明になっていたのだ。これも三人のうち一人が殺害され、残る二人が水葬により葬ろうとしたところ、なんらかの事故で二人も死亡したという意見があるが、これも所詮情況証拠に過ぎない。異次元への扉は貴方のそばにもあるかもしれないのだ。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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