エコノミー症候群が多発する理由を考えてみる。ペットを連れて入れる避難所がない。

19日に、車中泊をしながら避難生活を送っていた熊本市西区の女性(51)が エコノミークラス症候群で死亡していたことが判明した。

他にも現地では、エコノミークラス症候群が多発しており、近年稀にみる頻度だと関係者を悩ます謎とされている。

急性肺動脈血栓塞栓症予防・診療マニュアル―エコノミークラス症候群の予防とその対応

急性肺動脈血栓塞栓症予防・診療マニュアル―エコノミークラス症候群の予防とその対応

このエコノミークラス症候群とは、長時間のフライトの際に飛行機の狭い席(エコノミークラス)で同じ姿勢を取り続けることにより発生するため、そのような名前がついた。




原因は、長時間にわたる運動不足と乾燥があげられている。足を長時間動かさないことにより、血液の塊が生じ、その塊が血流にのって肺動脈や心臓を塞いでしまうために死亡事故を引き起こすとされている。

2004年の新潟県中越地震以降、たびたびマスコミに取り上げられるようになったが、足のマッサージやまめな水分補給で防ぐことが可能だ。

今回、発生頻度が多いように思えるが、その背景にはペット問題があるのではないだろうか、近年犬や猫を家族のように愛する人々が増えているが、犬猫を連れて避難できる避難所がない状態なのだ。しかも熊本をはじめ九州は車を使う車社会であり、どうしてもペットと一緒に車中泊をしてしまう事例が多くなっているからだと思う。

至急、ペット可の避難所を設定して頂きたい。

和田大輔





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