都市伝説

藤原紀香 地震の不適切発言でブログ炎上 「火の国」の意味するものは?

女優の藤原紀香が、先日熊本県で発生した大地震の被災者に向け「絶対あきらめないで!」とエールを送った。

彼女も1995年の阪神淡路大震災で被災した経験があるため、地震が発生した直後には「21年前の神戸の時と同じ震度7ということです 揺れの大きかった地域の皆様大丈夫でしょうか?!」とブログで呼びかけていた。

その後、余震の続く15日深夜に起きや震度6の地震を受けて、再度「現地の皆様、落ち着いて、どうか無事でいてください。助け合って、身を守ってください。閉じ込められている方は、絶対あきらめないで!」と応援するコメントを書き、「どうかこれ以上、被害が広がりませんように そして 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください。お願いします」と記した。

この内容が不謹慎だとして非難するコメントが殺到し、炎上する騒動となった。

ちなみに「火の国」は古代の九州の地名にあたり、当時の朝廷に反逆するまつろわぬ民・土蜘蛛を討伐する際に不知火が天から降ったため「火の国」と呼ばれるようになったとする伝承がある。他にも海上に不知火が出ることや、文字通り火山の存在を指して呼ばれるようになったとする説も存在している。なお、不知火は古来は龍神の灯火であるとも考えられていた。

そのため、藤原紀香がブログで九州の事を「火の国」と称したことはあながち間違いではないのだが、未曾有の災害が起きている緊急事態では言葉を選ぶ必要があったかも知れない。

なお、現在は該当の発言は既に削除されている。