現代のマリー・セレスト号事件!?オーストラリアの幽霊ヨット

乗組員が姿を消したまま船だけが漂流していた「幽霊船」として有名なものは1872年に発見されたマリー・セレスト号事件だろう。

この事件では、まだ新しく海賊などの襲撃の様子も嵐にあった様子もなかった船から、まるで人だけが消えていたような様子で漂流していたというものだった。

そんなマリー・セレスト号と同様の事件が2000年代にも発覚している。




2007年4月、オーストラリアの有名な珊瑚礁グレートバリアリーフ付近で、一艘のヨットが漂流しているのが発見された。鮮明はKAZⅡ号。全長約10メートルの双胴ヨットで発見時に帆は揚がったままだったが、片方の帆が大きく破れていた。KAZⅡ号はクイーンズランド州からオーストラリア西部沿岸に向けて出航していたもので、船のオーナーを含めた三人が乗船していたが、発見時には誰も乗っていなかったという。

発見時、船内の様子は荒らされた形跡もないどころか、エンジンがかけられたまま、テーブルの上には食事も並んでいたという。パソコンやラジオも電源が入っており、位置を確認するためのGPSも作動中で、遭難したり襲撃を受けた訳ではないことが推察された。

まるで現代の事件ともいうべき幽霊ヨット事件に、現地では騒動になったという。中には、オーストラリアの沿岸部ではUFOが目撃されることも多いため、UFOに誘拐されてしまったのではとする仮説も出るほどであった。




だが、このヨットで人間以外に無くなっているものがもう一つあった。それは救命ボートだ。実はマリー・セレスト号事件でも救命ボートが無くなっており、何らかの要因で乗員が救命ボートに逃げたものの、船に戻れなくなってしまった結果、無人で漂流する結果になってしまったのではないかと見られている。

だが、マリー・セレスト号もKAZⅡ号も、乗員たちがなぜ救命ボートに乗り込む事態になったのか、その理由は明らかになっていない。もしかしたら、そこに大きな謎が隠されているのかもしれない。

関連動画
The True Story of the Mary Celeste

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

※写真はYOUTUBEからのキャプチャ




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