【妖怪ウォッチ研究序説】丁重にお祀りすると福の神になる?「貧乏神」と「びんボーイ」

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説していくコーナーです。

日本に昔から伝わる神様の一人であるが、妖怪としても見なされているのが貧乏神である。貧乏神が家に住み着いてしまうと富が出ていってしまう、お金が貯まらないなど金銭面で苦しくなってしまうとされており、ある意味現代でも恐れられている妖怪の一人だろう。

ウラナ

びんボーイはその貧乏神の子供だそうで、親のように破産させるほどの強力な力はないが、お釣りが一円足りないとか、うっかり小銭を自動販売機の下に落としてしまうとか、微妙に嫌な形でお金を減らしていってしまうもののようだ。

あまりお近づきになりたくない妖怪の貧乏神だが、一説によれば貧乏神がとりつくのは怠け者が多いという。お金を得るには何よりもまじめに働くことが重要であるということなのだろう。

また、貧乏神をまつると福の神になってくれるという話もある。




ある家では長年貧乏に悩まされていたが、家の主人が「うちは貧乏だが、それ以外で苦労したことがない。それもこれも貧乏神様が守ってくれるお陰だ」と言ったところ、貧乏神が現れ主人らに感謝の言葉を述べた。その後、この家は次第に富み栄えるようになったため、貧乏神を氏神として丁重にまつったという。

もしかすると、びんボーイも仲良くなって成長すると福の神になってくれるのかもしれない。

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)




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