エジプトのピラミッドと並び世界の七不思議のひとつに数えられるのが、イースター島のモアイである。

 イースター島はチリ領に属する太平洋上に位置する火山島であり、正式名称は、パスクア島とも呼ばれる。

 モアイは、イースター島にある人面が刻まれ た石造彫刻のことであり、日本でも渋谷や宮崎に模したモニュメントが設置されている。因みにモアイという言葉の意味とは、モアイの「モ」は未来を意味し、「アイ」は生きることを意味している。つまり、未来を生きるというポジティブな意味合いになるという。




 現在、モアイたちは海に面した高台に設置されているが、元々は海に背を向けて住民たちのエリアを取り囲むように設置されていたと推測されている。現在建っているモアイたちは、1956年以降に再設置されたものである。元々は半壊状態で倒れた状態で残されたいたという。

 なおモアイの背中には不思議なペトログリフや文様が刻まれている。この文言は判読されていないが、イースター島で19世紀に発見されたロンゴロンゴという文字が残されている。現在も解読されていないが、イースター島の歴史や神話が刻まれている可能性が高い。

 また、モアイの周辺からはマグロの骨も出土しており、モアイに海産物が捧げられていたのか、或いはモアイの建設作業員に海産物が報酬として与えられていたのか議論がかわされている。

 一部のオカルト研究家は、モアイ像は宇宙人着陸のの目印だったとか、アトランティス大陸の生き残りが創った遺跡だとか噂されている。

 現在、ポリネシアン・トライアングル(ハワイ、ニュージーランド、イースター島で構成させるポリネシアン文化圏)は、パワースポット的な扱いを受けており、世界中から観光客が集まっている。




 伝説によると「モアイは自ら動いた」と言われているのだが、モアイが自ら動くとはどういう事だろうか。日本人エンジニアの長井鉄也氏が考案したモアイの自走システムは、モアイの自重を使った仕組みであり、画期的なアイディアであった。

 ロンゴロンゴが読めない今、住民たちに残されている伝承にヒントがないか期待されているが、イースター島に古くから伝わる鳥人信仰やモアイの製造方法は口伝でも残されていない。

 それも無理もない。元々いた住民たちは、ヨーロッパ人が持ち込んだ伝染病でほぼ全滅してしまい、今いる住民たちは後に移住した人々の子孫なのだ。この伝説の真相が明らかになる日は来るのだろうか。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)





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