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名物猫駅長「きみちゃん」慰霊碑建立 関係者らも出席

本アトラスでも紹介した、千葉県銚子市の私鉄・銚子電鉄のパワースポット「君ヶ浜駅」。

ここにいつしか一匹の野良猫が住み着き、いつしか駅の名前から「きみちゃん」と呼ばれて地元の人々に可愛がられるようになった。駅には専用の小屋が「きみちゃんハウス」が設置され、駅長猫として駅を管理する人や地域の人々に愛され世話をされていたのだが、近年は高齢になってきたため健康を不安視する見方も強かった。




そんな銚子電鉄君ヶ浜駅の駅長猫さん・きみちゃんが8月26日の夕方、亡くなった。

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そんなきみちゃんの死を悼み、きみちゃんハウスが合った場所に記念碑が建てられ、10月30日日曜日に君ヶ浜駅にて除幕式が行われた。

除幕式には関係者やきみちゃんファンが集まり、セレモニーを行った。銚子電鉄社長や、君ヶ浜駅のネーミングライツをもつミストソリューションのきみちゃん担当者やきみちゃんのお世話をしていた木村さん達による「きみちゃんありがとう、大好きでした」の言葉で締めくくられた。

きみちゃんが君ヶ浜駅に住み着いて7年だった。




きみちゃんファンによると、きみちゃんはもともと飼い猫だったが、目の病気で飼い主に捨てられ駅に住み着いたとみられている。不幸な事から野良猫になってしまったが、君ヶ浜駅で優しく暖かい人々に支えられ、訪れる人々に希望や勇気を与える存在になったきみちゃん。

当日はきみちゃんのファンが写真などを持ち寄り、色々思い出を語り合った。

※写真はイベントで公開された在りし日のきみちゃんを捉えたもの

(勝木孝幸 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)