【妖怪ウォッチ研究序説】「ムダヅカイ」と妖怪「貝児」の意外な関係

貝のような体に長い舌を持つ妖怪で、とりついた人間に無駄遣いをさせる妖怪。




アニメでは買い物へ出かけたケータくんたちに全然いらないものを買わせて混乱させていた。

モチーフは「無駄遣い」と貝、そしてがま口財布と思われる。

人にお金を使わせる=貧乏にさせる妖怪としてはビンボーイの元ネタになった「貧乏神」がいるが、ムダヅカイのように貝がモチーフになった妖怪は古来より多く記録されている。

かいちご

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「貝児(かいちご)」という妖怪は女の子の頭に貝殻が乗っているユニーク妖怪である。

昔の日本では、貝殻は化粧道具の入れ物としてコンパクト代わりに使われたり、綺麗な貝を友達と見せ合って勝敗を決める「貝合わせ」というゲームの道具として使われていた。これらの貝が捨てられ魂を宿して妖怪(付喪神)化したものが貝児である。




ムダヅカイは人に無駄遣いを引き起こす妖怪であるが、貝児は人が無駄遣いをしたがために生まれた妖怪と妙に共通点があるのがおもしろい。

もしかするとムダヅカイはかつては人間の道具として使われた貝が妖怪化したものなのかもしれない。

(穂積昭雪 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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