【妖怪ウォッチ研究序説】確実に未来を予言する!?妖怪「くだん」&「大くだん」

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説していくコーナーです。




妖怪ウォッチ2にて古典妖怪の一員として登場するくだんはストーリー上にも出てくる半人半牛の妖怪だ。

出会った当初はまだ修行中のため、お天気占いなど簡単な占いしかできないが、進化して「大くだん」になると予知能力を開花させ、あらゆる事を知ることができるという。

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くだんは古典妖怪に分類されるとおり、主に江戸時代から目撃され始めた実在する妖怪だ。しかも、産まれてすぐに未来に起きることを言い当てるとされている。

しかし、ギリシャ神話のケンタウロスに似た姿をしている妖怪ウォッチの大くだんと違い、実際のくだんは人面の牛という不気味な姿をしている。




くだんは普通の牛からごくまれに産まれてくるのだが、非常に短命であり、産まれて数日で死んでしまうという。その代わりにくだんの発する予言は必ず的中するとも言われていた。

恐らく一番有名なくだんは天保7(1836)年に現れたものだろう。

このくだんは大豊作が起きるという非常に縁起の良いことを予言したため、このくだんを描いた絵を飾っておけば家内安全と無病息災のお守りになると、くだんの説明文の中に書かれている。

なるほど、妖怪ウォッチのくだんも未熟ながら回復系の必殺技や妖術で仲間をサポートしていた。もしかすると妖怪ウォッチのくだんと豊作を予言したくだんは親戚にあたるのかもしれない。

そういえば、くだんと大くだんの古典メダルを確認してみると、進化した大くだんは実り豊かな田圃の中に立っているのだから・・・。

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)





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