【妖怪ウォッチ研究序説】ワカメくんの元ネタは海藻じゃなくて「赤子」?

ワカメくんとコンブさんとメカブちゃんは海藻トリオの妖怪である。




ランクは低いもののゲーム初期には大切な回復薬として活躍してくれる。

ワカメくんはレベルアップすることで「ワカメ☆スター」という超派手な妖怪に進化することができる。

なお踊る曲はバラバラでワカメくんは「名物ワカメ音頭」というオリジナル音頭を踊り、コンブさんは「コンブ・デ・マンボ」というマンボをメカブちゃんは「情熱メカブサンバ」というサンバを踊ることができる。

元ネタはワカメなどの海藻類が海でユラユラと揺らぐ様子から踊りを武器とする妖怪が誕生したと思われる。

さてワカメやコンブをはじめとする海藻類の妖怪は今のところ確認されていないが、ワカメくんたちと同じように踊る「だけ」の陽気な妖怪は古くから日本で確認されている。




「赤子(あかご)」という妖怪は赤ちゃんの姿をした小さな妖怪なのだが、体は赤く二本足で立つことができる。赤子の伝承はさまざまあるが、どれも共通しているのは大人数で踊りを踊っているという点だ(一時期ブームになった「ダンシングベイビー」の元祖ともいえる)。

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その数は100人~数千人と言われており、ひとりならかわいいが赤ちゃんの軍団が一斉に踊るとなるとかなり不気味ではある。

赤子は踊りを踊る以外は特に悪いことはしないとても平和な妖怪だという。

(文:穂積昭雪 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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