カテゴリー:妖怪
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妖怪の中には、ユーモラスな特徴をしているが意外に恐ろしい逸話を持つものも存在している。
江戸時代の怪談集『諸国百物語』に、次のような怪異譚がある。
京都七条河原にある墓地に、ある若侍が肝試しに訪れたところ、8…
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「カラン、コロン」という下駄の音を響かせて現れる…と聞くと、一定以上の年齢の人ならばゲゲゲの鬼太郎を思い出すかもしれない。だが、実際に下駄の音と共に出現するとされた妖怪の伝説が存在していた。
福岡県内某所で一時…
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サイクリング婆ちゃんは平成十八年に弊社の山口敏太郎への情報提供があった都市伝説の妖怪である。
久留米市の某公園の池に、ある妖怪が現れるという噂がたったのだ。
曰く、夜になると池からびしょ濡れの老婆…
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「口坊主」とは現代妖怪であり、全身が毛むくじゃらの怪物、髪の毛の塊のような姿をしている。そして、その毛の真ん中に大きな口があり、その大きな口で人にかみつくという。
埼玉の廃屋に出るらしく、廃屋の探検に来た連中が何人…
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妖怪の伝説を調べていくと、ジンクス等が絡んでいたりはするものの、実在の生物に近かったり、場合によっては可愛らしいと思える特徴を備えているものがある事に気がつく。
奥多摩に出るとされた不思議な鼠「水鼠」もそのひと…
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「でれすけぼーこん」は西多摩に出た妖怪で、夜更かしするとどこからとも無く室内に出て来るのだという。
子供が遅くまで起きていてなかなか寝付こうとしない場合は、祖父母などが「あんまり遅くまで起きていると『でれすけぼ…
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埼玉県日高市には、奇妙な妖怪の伝説が伝わっている。
オクポという名のこの妖怪は、大木に棲息し、夕暮れ時になると奇妙な鳴き声を上げるという。
昔の人はこの妖怪の鳴き声で天気を予測していたようで、オクポが向…
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東京都は青梅の六十代以上のお年寄りならみな知っていると言う地元のメジャーな妖怪である。
茂みの中に潜んでおり、夕方に人が茂みの近くを通ると飛びかかり、しがみついて茂みや川原に引きずり込んでしまうと言う。しかし、…
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瀬戸内海・直島には「そうめんばばぁ」という都市伝説のような、地元の人々に知られた妖怪が出るとされている。
この妖怪に関するネタは以前、ミリオン出版の書籍で読んだ記憶がある。このばばぁは、江戸時代にいたとされるば…
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妖怪といえば、角や牙を生やした恐ろしげな姿や奇怪な姿をしていたり、いかにも凶暴そうに思える見た目のものが多い。それが昔の人の手による絵であれば尚更、独特の迫力をもっているように感じられるものも多い。
だが、そんな昔…